週刊オクシーズ物語
23. やってきましたB1ステージ!!

やってきましたB1ステージ!!
数々の波乱を繰り返しながら、ついにこの日がやってきた!
こじれにこじれたオクシーズマイラブ♫問題。 何度もバトルを繰り返したノゾーミとジェニー。
そしてジェニーはとうとうライブ二日前にもう顔も見たくない!やってられない!と怒って出て行ってしまった。
そのチャンスを狙っていたかのように完璧なパフォーマンスでセンターに立つと宣言したマーク!
いったいどうなるんだ??オクシーズ!
マークが代役で立つと宣言したものの、
これまでノゾーミとジェニーの間に入ってうまくバランスをとってきたターマはこのままでいいとは思っていなかった。
ターマはいつも冷静に二人を見て、大事な時に的を得た発言で相手を射抜く『弓のような女』なのである。
ノゾーミもジェニーも眠れない夜を過ごしているに違いないと思ったターマは前夜こんなメッセージを二人に送った。
『ジェニーの昨晩のことは、感情的になったジェニーの心の吐露だと私は聞き流します。
これまでいろいろなことがあったけど、私たちステージに向かう気持ちはひとつだったよね?
私たち意見が違うからって相手のことを否定してるわけじゃないのよね。 私たちみんな違って当たり前じゃない?
みんな同じじゃつまらない。 そうじゃなきゃ3人でステージに立つ意味がないもの。
みんなそれぞれの想いをひっくるめて包み込んでここはガツンと行こうよ!
もう半世紀も生きてるんやから、それぐらいの余裕持って挑みたいじゃない。 これがオクシーズなんだとさえ思えるわ!』
ターマのメッセージは、ノゾーミに熱い気持ちを思い起こさせるものだった。
意見が違って喧嘩になることも何度もあったけど、ステージに向かう情熱が本物だったからこその戦いだったのだ!
とっくの昔に仲良しごっこではなくなっていたのだ!
ターマ、そのとおりよね。3人違うからこそのオクシーズ。それぞれの想いは包み込んで、
目の前のステージをやりきることだけに焦点をあてましょう!
ターマのメッセージはジェニーの心にも響いたのだろう。
ジェニーはやってきた!まるで何事もなかったかのように。
その時のマークの、嬉しさと残念さの入り混じったなんともいえない複雑な表情をどう表現すればいいのだろう。
マークもまた何事もなかったかのようにジェニーにドレスを手渡したが、
すね毛とわき毛がツルツルに処理してあったことが悲しみを誘った!!ああ、哀愁のスキンヘッド、マークよ!
LAから撮影担当のモッズが深夜便のフライトで駆けつけてくれた。 会場設営にジョニーが走り回る。
音響担当のフリオン、裏方お手伝いのシトーミとゼイワー、 フロリダから駆けつけてくれたシランダ。
会場には応援団長のミッチー女史がたくさんのお友達を連れて、手作りのネームボードを準備して今か今かと待っている。
酔っ払いアンドレ、床屋のパッツンと奥さんアッキー、青大将夫妻、
ずっとオクシーズが形になるのを楽しみにしてくれていたバオ、ノゾーミの親友ハリー、声も顔もでかいビッグフェイス、
ノゾーミの友達、ジェニーの友達、ターマのフラ仲間。フェイスブックをみて応援にきてくれた人たち。
たくさんの人が会場でオクシーズのステージを待っていた。
ステージ裏では前日の騒動でおそらく眠れなかっであろうノゾーミが腰の痛みを訴えた。
昨夜啖呵を切って飛び出したあのジェニーが、心配そうにノゾーミの腰に手を当て温める。
ノゾーミもありがとうと、微笑ましかった。私たちステージに向かう気持ちは今も変わらず一つなのだ。
マークの合図でいよいよ始まった!
ノゾーミが夢見たあの曲【Dream Girls】のカバー【Dream Oxies】だ!
ターマが作ってくれたビヨンセと同じドレスに身を包み笑顔で歌いだす。
『幸せを届けましょう~。生きる喜び歌にのせ、色褪せることなく甦る夢をあなたに~』
歌も踊りも私たちこんなもんです。(笑) でも、ド素人が半年かけてここまで仕上げたのをどうかみてやってください。 と、リーダーのノゾーミがMCで話した。
そしてなんとこのステージでターマはこんな粋なことをやった!ずっと内緒にしていた『ターマのブルース』の歌詞に二人にむけたメッセージがはいっていたのだ。 半年の想いをこめてターマは叫んだ!
ノゾーミ!思い込んだら突っ走る!
ジェニー!決めたら譲らない!
〜〜〜〜
ノゾーミ!ついていくから、もっと突っ走れ!
ジェニー!さびしいから高岡に帰ってきて!
みんな笑顔だった。
最高に自分たちが楽しんだステージだった。
あれだけのことがあっても私たちはステージを笑顔でやりきったのだ!!
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