週刊オクシーズ物語
22. マークの秘密

マークの秘密
さあ大変!
明後日が本番だというのにジェニーが怒って出て行ってしまった!
もう顔も見たくない?あなたたちとはやってられない??
えーーーーー!!どどどどうすんの??
ジェニーーーー!!あんた本番どうするつもりよーーー!!
ここまで頑張って、みんなに応援してもらって、楽しみにしてくれてる人も大勢いるのに!!
ジェニーほとんどの曲がセンターなのに!!
ノゾーミ、ターマ、マークの3人、頭を抱えたまま言葉もでない。
しばらくしてマークがぽつりと言った。
『僕が出ようか?』
『ん?いまなんて言った?マーク?』
『ジェニーが本番来なかったら僕が出ようかって・・・』
『はあー?どうゆうこと?』
『実は僕・・・前からセンターやりたかったんだ!』
『はあーーーーーーー?????』
マーク、意を決したようにジェニーの残していったドレスに着替えはじめた。その勢いでメイクも施していく。
手馴れた様子でどんどん仕上げていく様子をノゾーミもターマも息をのんで見守った。
そして最後にスキンヘッドにウィッグを被った!
『オーマイガーッーーーーー!!ななななななんてきれいなの!!!』
まるでパリコレモデルのような美女がそこに立っていた!!
『マークいつから!??』息をのむ二人。
『実は僕・・大学時代に付き合ってた彼女の友達から、
女装してマクドナルドで食事するという罰ゲームをやらされたことがあるんだ。
その時に、自分がどんな女の子より魅力的だっていうことに気がついてさ。それ以来やめられなくて・・・。』
『わかる。これだけきれいだったらそりゃあ癖になるわ・・。』
『うん。でもこの趣味がバレて離婚になったんだ。だからもうやめようと思ってたんだけど、、
この前ノゾーミからドレス渡されたときにもう抑えきれなくなった!やっぱりこれが自分なんだ!!
もう自分をごまかすのはやめる!頼む!僕にセンターやらせて!ジェニーの穴は僕が埋める!!』
『わかった!マークが美しすぎて私たちがかすむけど仕方がないわ!舞台に穴はあけられない!さー練習しましょ!』
3人は朝まで本番さながらの練習をした!
マークのパフォーマンスはジェニー以上だった!
マーク、あんたいったいいつからセンター狙ってたのさ!?