週刊オクシーズ物語

06. 時間がないぜオクシーズ!

時間がないぜオクシーズ!

 ある日の事、FBに同級生ジョニーの投稿があった。

 『愛するオクシーズのために歌を作ったぜ!
 俺からの愛を受け取ってくれるかな?ベイビー!』

 ジョニーとは、リトル高岡ジュニアハイスクールの同級生のなかでもひと際個性あふれる、愛されキャラの男。 日本が大好きで日本のジャニーズに憧れ、 若いころ日本まで渡りジャニーズ事務所のオーディンションを受けたことがあるとという。
 『俺はマッチよりもいい男だったのに落ちた。あとから俺そっくりのマッチが合格してデビューしたのが納得いかん!!』 というのが口癖だ。このジョニー、レボリューションのメンバーではないが、 時々レボリューションのライブに特別ゲストとして参加する予定だと聞いている。

 『ちょっとちょっと、ジョニーが私たちのために詩をかいてくれたんだって!』
 『えー!ジョニーが~?どうして?私たちが魅力的だから?♡』
 『いったいどんな曲かしら~。興味湧くわね~♪』
 それから数日後の土曜日の午後であった。 買い物でリトル高岡の街に出たノゾーミは、駅地下でばったりとジョニーに遭遇する。

 『Hey!Baby!
 きれいな人が歩いてくると思ったらノゾーミじゃないの~~!
 あいかわらずいい女だね~~!』

 いつものジョニー節炸裂。ここのところショーパブの企画でかなり忙しくしていると噂で聞いていたが普通に元気なようだ(笑) おお、これは聞かなければ!
ノゾーミはジョニーの腕をつかんで、近くのベンチに座らせて尋ねた。

 『ねえねえ、なんか私たちのために歌作ってくれたんだって~?
 ありがとう~嬉しいわ~。どんな歌なの?聞きたいな~♪』

 『ああ、あれね、ハハハ』

 『私たちみんな喜んでるのよ~♪
 ジョニーに会ったらありがとう言わなきゃねって言ってたのよ。
 で、どんな歌詞なの?』

 『いや、それはちょっとここでは言えないのよー。』

 『なんでよ、教えてよ』

 『いやそれはちょっと・・・』

 『おかしいやん!なんで教えられんの?』

 逃げるように立ち去ろうとするジョニー。
 不審を感じたノゾーミ、すかさずジョニーの腕をつかむ。

 『なんで逃げる?!』

 『いや、無理ごめん!』

 『ごめん??? どゆこと?なんで謝る?おかしいぞ!!』

 『いや別に逃げたわけじゃなくて・・・あっ、そうだ俺今急いでるんだった!!』

 明らかにおかしい!!

 『待て!ジョニー!!』

 ついに走って逃げだしたジョニー!追いかけるノゾーミ! 言っておくが、この二人、かつてはバトンの受け渡しをしたリレーの花形選手同士。 40年の時を経て駅地下で追いかけ合うその走りは・・・・時はいつも残酷で正直である。 ぜいぜい息を切らしながらどうにか突き当りまで追い込んだノゾーミ。 息が上がってもう動けなくなったジョニーにまたがり胸ぐらをつかんだ!! 地下街に喉からようやく振り絞ったノゾーミの低い低い雄叫びが響き渡る。

『吐けーーーー!! ジョニィィーーーー!!!』

その日の夜、ノゾーミからふたりに報告が入った。

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【オクシーズのテーマ】 詩:ジョニー 

オクシーズ オクシーズ オクシーズ
時間がないのよ わたしたち
腐りかけなの わたしたち
時間がないぜ オクシーズ
腐りかけだぜ オクシーズ

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